とりあえずピラティス流行に乗るか
いま、街を歩けば「マシンピラティス専門スタジオ」を見ない日はないほど。
SNSや動画広告でも、しなやかな体でマシンに乗る姿が流れてきます。
まさにピラティスブームの到来です。
ただし、「気になるけど、人前で失敗するのは恥ずかしい」と感じている人も多いでしょう。
日本人は特に周りの視線を気にする国民性が強く、「できない自分を見せる」ことに抵抗を覚えがちです。
だからこそ僕は、こう提案します。
👉 いきなりスタジオに行く必要はない。まずは自宅で自主練してから挑めばいい。
予習をして慣れておけば、不安も軽減され、スタジオでの経験がぐっと前向きになります。
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ピラティスの多様性を知っていますか?
「ピラティス=マシン」と思われがちですが、それは一部にすぎません。
実際にはこんな種類があります。
- マットピラティス:最も基本的。体幹を自重で鍛え、呼吸と姿勢を整える。
- マシンピラティス:リフォーマーやキャデラックを使い、負荷やサポートを自在に調整できる。
- バレルピラティス:背骨のしなやかさや柔軟性を取り戻すのに効果的。
- チェアピラティス:椅子を利用し、日常動作に近い形で筋肉を刺激する。
つまり、ピラティスは「一種類」ではなく、幅広い選択肢があるのです。
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指導スタイルも様々
- マンツーマン指導:細かいフォーム修正、初心者でも安心。
- グループレッスン:仲間と楽しく取り組めるが、周りが気になる人には心理的ハードルも。
そして実際、多くの人が「グループで自分だけできなかったらどうしよう」「先生に迷惑をかけたくない」と感じています。
これは日本人の完璧主義的な性格による自然な心理です。
だからこそ、
👉 事前に自宅で予習をして“慣れ”を作っておくことは、理にかなったアプローチなのです。
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情報源は豊富にある
まずは本。
たとえば『新しいピラティスの教科書』のように、写真つきで解説された入門書は初心者にとても親切です。
次に動画。
YouTube大先生には、呼吸法から実践エクササイズまで無料で学べる動画が無数にあります。
しかも「初心者向け10分プログラム」など、取り組みやすいものも豊富。
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器具も今や自宅に置ける時代
- ピラティスマット(必須)
- マジックサークル(内ももや二の腕の引き締めに)
- バランスボール(体幹強化)
- 自宅用リフォーマー(予算に余裕があれば)
こうしたアイテムを揃えてしまえば、毎日10分から練習可能です。
移動も予約も必要なし。
自宅そのものがジムになるのです。
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科学的な安心材料
ピラティスは単なる「おしゃれな運動」ではなく、研究で効果も裏づけられています。
- 慢性腰痛患者に対して、ピラティスが有効であるとする研究(Cochrane Review, 2015)
- 高齢者における姿勢改善やバランス向上に寄与する報告(Journal of Bodywork & Movement Therapies, 2017)
つまり、予習でフォームを学んでからスタジオに行けば、より高い効果を安全に得られるのです。
【まとめ】
ピラティスブームは間違いなく今、加速しています。
姿勢改善、体幹強化、肩こりや腰痛の予防など、科学的に裏づけられた効果があるからこそ、多くの人を惹きつけているのです。
しかし、
「できなかったら恥ずかしい」
「周りの目が気になる」
そんな不安を抱えるのも当然です。
だからこそ僕は、こう伝えたい。
👉 最初の一歩は自宅から踏み出せばいい。
本やYouTube、手軽な器具を使って少しでも慣れておけば、スタジオデビューは格段にスムーズになります。
「やってみたい」気持ちを、恥ずかしさで終わらせるのはもったいない。
あなたの体を変えるきっかけは、リビングのマットから始まるかもしれません。

