老化を遅らせるためには個性がある
アンチエイジングと聞くと、多くの女性はスキンケアや美容医療、サプリメント、ヨガや筋トレなど、さまざまな取り組みを思い浮かべるでしょう。
実際、多くの方が既に「老化を遅らせる努力」をしているはずです。
しかし、本当に結果を変えるには、もう一歩踏み込んだ「体の根本」からのアプローチが必要です。
今回は、私自身がパーソナルトレーナーとして15年以上の経験と実践から強くおすすめしたい3つのポイント、血流、首元のケア、腸活について詳しくご紹介します。
✅ サラサラ血液を手に入れる血流“劇的”改善法
若返りには血流を意識する
アンチエイジングを意識している方なら、筋トレや、ストレッチは当然のように取り入れているでしょう。
そのうえで、ぜひ注目してほしいのが 「加圧トレーニング」 です。
加圧トレーニングとは、専用のベルトを使って、腕や脚の血流を一時的に制限し、軽い負荷でも高強度トレーニングに匹敵する効果を引き出す方法です。
このトレーニングの最大のメリットは 「血流改善」。
血管がポンプのように、開放と収縮を繰り返すことで、毛細血管の発達を促し、血行不良による、冷えやむくみの改善にもつながります。
さらに、成長ホルモンが、通常のトレーニングよりも多く分泌されることが実証されており、美肌・脂肪燃焼・筋肉の維持に直結します。
つまり、加圧トレーニングは「美容ホルモンのシャワー」を浴びるようなもの。
アンチエイジングの武器としては、これ以上ないほど心強い存在なのです。
首筋は年齢が出るぞ
顔のシワや、シミに比べて見落とされがちなのが「首元」。
スマホや、パソコンを見続けて、下を向く習慣が続くと、首の皮膚は折り畳まれるように縮み、シワとなって刻まれてしまいます。
実際、首元だけを見て「年齢が高そう」と思われるケースも少なくありません。
そこで意識してほしいのが 「胸鎖乳突筋（きょうさにゅうとつきん）」 のケアです。
胸鎖乳突筋とは、耳の下から、鎖骨にかけて伸びる太い筋肉で、顔の輪郭や、姿勢を左右する重要な筋肉。
固くなると、リンパや、血流の流れを妨げ、むくみ・たるみ・二重アゴの原因にもなります。
セルフケアとしては、以下がおすすめです。
- 軽く指で押しながら上下にほぐすマッサージ
- 首を横に倒して伸ばすストレッチ
- 蒸しタオルで温めて柔らかくする
たった数分でも続ければ、首元のラインがスッキリし、若々しい印象を取り戻せます。
✅ 首からケアする経絡リンパ 胸鎖乳突筋をもめば、一瞬で顔が若返る
フードアレルギー検査のすすめ
「腸活」「菌活」という言葉が広がり、ヨーグルトや発酵食品を取り入れる人も増えています。
確かに、腸内環境の改善は、健康にも、美容にも不可欠です。
しかし、さらに一歩踏み込むなら 「遅延型フードアレルギー検査」 をおすすめします。
この検査は、食べてすぐ症状が出る「即時型アレルギー」とは異なり、数時間〜数日後に、体内で炎症を引き起こす食材を特定するものです。
実は、メジャーリーガーの大谷翔平選手も取り入れているといわれています。
私自身も受けてみたところ、米類・卵・小麦類が体質的に合わず、慢性的な炎症の原因になっていることが判明しました。
以降、会食など特別な場面を除き、これらを控えるようにしたところ、体調や、肌のコンディションが大きく改善。
疲労感も軽減し、アンチエイジング効果を実感しています。
つまり、腸活は「何を食べるか」だけでなく「何を避けるか」まで踏み込むことで、より確実に老化のスピードを抑えられるのです。
✅ その「不調」、あなたの好きな食べ物が原因だった? 遅発型フードアレルギー
✅ 「なんとなく不調」の原因かも！？ 大人のフードアレルギーを治す食べ方
まとめ
アンチエイジングは、「スキンケアや運動」だけでは不十分。
体の内部からの血流改善、見落とされがちな首元ケア、そして腸内環境を整えるためのたんぱく質摂取とフードアレルギー対策、この3本柱を実践することで、あなたの若々しさは確実に底上げされます。
老化を気にし始めた今こそ、表面的な対策から一歩先へ。
体の内外をトータルでケアし、未来の自分に「やっておいてよかった」と言える習慣をスタートしてみてください。
✅ やってはいけない腸活
