骨格と身長、その関係に少しだけ仮説を立ててみよう
「170センチ未満の人って、骨格ウェーブが多い気がする。」
そう感じたこと、ありませんか?
僕自身、骨格ウェーブとして生きてきて、トレーナーとして多くの人の身体を見てきました。
その中でふと、こんな仮説が浮かんだんです。
骨の発達具合と、身長の関係。
そして、その骨の“細さ”が、ウェーブ体型の特徴とリンクしているんじゃないか、と。
もちろん、これは断定ではありません。
けれども、「なんとなく腑に落ちる」感覚があるんです。
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骨格ナチュラル(骨太)ほど、身長が伸びやすい説
人間の骨格は、主に3タイプに分類されます。
ナチュラル・ストレート・ウェーブ。
この中で、「ナチュラル」は骨や関節がしっかりしていて、フレームが大きい。
一方で「ウェーブ」は、骨が細く、柔らかく、全体的にしなやか。
ここで、僕の中にひとつの仮説が浮かびます。
もし、骨格ナチュラル=骨が太く成長しやすいタイプなら、そのまま縦方向(=身長)にも伸びやすいのではないか?
反対に、骨格ウェーブ=骨が細く成長がコンパクトにまとまりやすいタイプなら、全体的に小柄、または170cm前後に集まりやすいのではないか?
この説、わりと理にかなっている気がするんです。
ただし、「骨格=身長」とイコールではありません。
160センチ台でもナチュラル体型の人はいますし、170センチを超えるウェーブタイプも実際に存在します。
でも、「傾向」としては。
ウェーブ体型が低〜中身長に多いのは、観察しているとどうにも否定できない現象なんです。
骨格ウェーブを“自分の体”で理解してみる
では、ここであらためて「骨格ウェーブ体型」の特徴を整理してみましょう。
- 首が長く、肩がなだらか
→ 華奢で柔らかい印象。服によっては「着られてる感」が出やすい。 - 鎖骨・手首・足首などが細い
→ アクセサリーが似合いやすい反面、筋肉のつき方に個性が出る。 - 上半身が華奢で、下半身に重心がある
→ 太もも・お尻まわりにボリュームが出やすく、体型バランスが難しい。 - 肌質がやわらかく、筋肉が丸みを帯びる
→ “引き締め”より“しなやかさ”を活かすトレーニングが効果的。
この特徴を見ると、やはり「全体のフレームがコンパクト」なんですよね。
だから、170センチ未満で“バランスよく見える”人が多い。
たとえば同じ160センチ台でも、ナチュラル体型の人が「がっしり」見えるのに対して、ウェーブ体型の人は「繊細」や「上品」に見えやすい。
つまりウェーブ体型の魅力は、骨の太さではなく、線の美しさにあるんです。
骨格ウェーブは「小柄だからこそ映える」体型
最終的に言いたいことは、こうです。
骨格ウェーブが身長170センチ未満に多いのは、「骨の発達が控えめ」だからではなく、「全体のバランスがコンパクトに設計されている」から。
人間の身体は、遺伝・成長ホルモン・栄養・姿勢・環境など、複数の要因が複雑に絡み合ってできています。
だから、「ウェーブ=低身長」、、「ナチュラル=高身長」と決めつけることはできません。
ただし、傾向として。
ウェーブ体型は、身長が170センチ前後、またはそれ未満に集まりやすい。
それは、骨の“設計図”そのものが、しなやかさ・柔軟性・軽やかさを持っているからです。
だからこそ、僕は思うんです。
骨格ウェーブは「小柄だからこそ映える」体型だと。

