その眠気、「糖の波」に乗ってませんか?
食後に強烈な眠気。集中したいのに頭がぼーっとする。
なんなら、朝から晩までずっと身体が重い…。
「睡眠不足でもないのに、なぜ?」と思ったことはありませんか?
実はそれ、血糖値の乱高下(血糖値スパイク)が関係しているかもしれません。
現代人の多くが、糖質中心の食生活・座りっぱなしの生活・ストレスによって、
気づかないうちに“糖のジェットコースター”に乗っている状態です。
この血糖値の乱れは、エネルギーの波を狂わせ、
集中力・メンタル・代謝すべてに影響を与えます。

✅ 「血糖値スパイク」が万病をつくる!
食後の血糖値爆上がりが、眠気とだるさを生むメカニズム
食事をとると、体内ではブドウ糖が血液中に吸収され、血糖値が上昇します。
その糖をエネルギーに変えるために、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
ただし、、
白米、パン、麺類、ジュース、スイーツなど“高GI食品”を多く摂ると、血糖値が急上昇します。
身体はその急上昇に対抗するようにインスリンを大量分泌。
結果として血糖値が急降下し、「エネルギー切れ」のような倦怠感・眠気が発生します。
つまり、食後に眠くなるのは「満腹でリラックスしたから」ではなく、
血糖値が乱高下しているサインであることが多いのです。
さらにこの状態が慢性化すると、
・体脂肪が増えやすい
・集中力が続かない
・気分が不安定になる
といった、いわゆる「糖のジェットコースター症候群」に陥りやすくなります。

✅ 「血糖値スパイク」が心の不調を引き起こす
✅ 気分の9割は血糖値
血糖値コントロール=“個体差”に合わせた新しい栄養管理
ここでポイントなのが、「同じものを食べても、血糖値の上がり方は人それぞれ」という事実。
たとえば、Aさんはおにぎりを食べても血糖値が緩やかに上昇するのに対し、
Bさんは同じおにぎりで急上昇する。
これが、個体差(パーソナル・グルコース・レスポンス)と呼ばれるものです。
つまり、画一的な“糖質制限”や“カロリー制限”ではなく、
自分の体の反応を知ることが、最も効率的な健康戦略になる時代が来ています。
最近では、医療機関や一部のフィットネスクラブでも導入が進む「持続血糖測定(CGM)」というデバイスを装着すれば、
24時間リアルタイムで血糖値の変化をチェックできます。
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食事のタイミング・順番・内容による反応が一目でわかるため、
「この食べ方だと眠くならない」「運動前にこの食品を摂るとエネルギーが持続する」など、
あなた専用の最適なコンディション維持法が見えてくるのです。
血糖値を安定させる基本原則は、
- 「食物繊維 → タンパク質 → 炭水化物」の順番で食べる
- 早食いを避け、よく噛む
- 空腹時の甘いドリンクは避ける
- 軽い運動を取り入れる(食後ウォーキングなど)
これだけでも、日中の眠気・だるさの頻度は格段に減ります。

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まとめ:眠気の正体がわかれば、体調は劇的に変わる
1日ずっとだるい。いつも眠い。集中できない。
その原因、実は「血糖値の波」が作り出していたかもしれません。
血糖値を安定させることは、単に「糖質を抑える」ことではなく、
自分の身体を知り、エネルギーを自在に操ることです。
食後の血糖値スパイクを防ぐ習慣を身につけることで、
・午後の眠気が激減
・集中力が長続き
・気分が安定
・体脂肪の増加を抑制
こうした“最高の体調”を、誰もが自分の手でデザインできるようになります。
「血糖値を整える」という選択は、
単なる健康法ではなく、自分の人生のパフォーマンスを最適化する行動なのです。

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