40代からは筋トレに投資をする
40代に入ると、多くの人が「最近疲れやすい」「体型が崩れてきた」「筋肉が落ちてきた気がする」と感じ始めます。
これは気のせいではありません。
加齢に伴い、筋肉量は確実に減少していき、特に40代以降はそのスピードが加速します。
だからこそ、このタイミングで「筋力の低下を防ぐこと」と、、「筋肉量を増やすこと」を意識した筋トレ習慣を取り入れることが極めて重要です。
筋トレは、単なる見た目のためだけではありません。
日常の活動を支え、将来の健康寿命を延ばし、さらには若々しいエネルギーを保つ“最強の投資”なのです。
この記事では、40代から取り組むべき筋トレ法「ダブルスプリット」と、短距離走「ダッシュ」の重要性を詳しく解説します。
筋肉は身体を動かすエンジン
筋肉は車にとってのエンジンと同じです。
動力を生み出し、姿勢を支え、体を自由に操るための原動力になります。
しかし、40代以降はサルコペニア(加齢性筋肉減少症)という言葉に象徴されるように、筋肉は放っておくと年に1%ずつ減少していきます。
特に太ももやお尻といった大きな筋肉は衰えやすく、これが基礎代謝の低下、体脂肪の増加、そして疲れやすさにつながります。
さらに筋力が低下すると…
- 姿勢が崩れ、肩こりや腰痛が慢性化
- 転倒リスクが高まり骨折につながる
- 活動量が減り、内臓脂肪が増えて生活習慣病を招く
もしこのまま放置すれば、50代、60代になったときに「やりたいことがあっても体が動かない」という未来が待っています。
つまり、40代はまだ間に合う“分岐点”なのです。
✅ 40代からの筋トレこそ人生を成功に導く
1日に2回筋トレをする【ダブルスプリット法】
ここまでで「筋トレが重要だ」ということは理解いただけたと思います。
では、どうすれば効率的に筋肉を増やし、体力を底上げできるのか?
私がオススメするのは、、 ダブルスプリット法。
これは、1日に2回筋トレを行う方法です。
例えば休日を活用して、
- 朝は、ジムで上半身を鍛える
- 夜は、自宅でスクワットや、腹筋など下半身を鍛える
という形でもOK。
あるいは朝に宅トレ、夜にジムでも構いません。
大切なのは「1日に2回体を刺激する」こと。
ダブルスプリットには、、次のメリットがあります。
- 筋肉の成長刺激が倍になる → 成果が出やすい
- 成長ホルモンの分泌が高まる → 若返り効果、代謝アップ
- 基礎体力の底上げ → 疲れにくい体を作れる
- 骨密度アップ → 将来の骨粗しょう症予防に
特に40代は、体力や回復力に不安を感じ始める年代ですが、正しく取り入れれば「まだまだ成長できる」と体感できるでしょう。


外を走り、、そしてダッシュ
「筋トレもいいけど、有酸素運動の方が好き」という方も多いでしょう。
確かにウォーキングや、ジョギングは、心肺機能を高め、体脂肪燃焼にも効果的です。
しかし、40代からはさらに一歩踏み込んで「ダッシュ(短距離走)」を取り入れることを強くオススメします。
なぜならダッシュには、通常の有酸素運動では得られないメリットがあるからです。
- バネを鍛える → 地面を蹴る力が強くなり瞬発力が上がる
- 靭帯・腱が強くなる → ケガ予防につながる
- 骨密度アップ → 地面からの衝撃が骨を強くする
- 全身の筋肉が瞬発的に動く → 若さを取り戻せる
最初は、、50メートル程度で十分。
慣れてきたら100メートルに挑戦してみましょう。
ただし、いきなり全力で走るとアキレス腱や、、膝を痛める危険があります。
ウォームアップを入念に行い、最初は“7割程度の力”で始めることが大切です。
「きついけど爽快」これがダッシュの醍醐味。
筋トレと組み合わせれば、40代でも驚くほどの体力向上を感じられます。
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まとめ
40代からの筋トレは、「ただ筋肉を維持する」だけでは不十分です。
筋力低下を防ぎつつ、むしろ筋肉を増やし、体力を底上げしていく必要があります。
そのために有効なのが、
- ダブルスプリット法(1日2回の筋トレ)
- 短距離ダッシュ
の2つです。
この記事でお伝えしたのは「鍛えましょう」という一般論にとどまらず、より一歩踏み込んだ具体的なアドバイスです。
40代の今こそ、未来の健康資産を積み立てる最高のタイミング。
始めるのに遅すぎることはありません。
今日から、あなたの“エンジン”をもう一度フル稼働させていきましょう。
