納豆が、僕の腸に合わなかった!
結論から言います。
血管を健康に保つために良かれと思って毎日納豆を食べ続けていましたが、それが僕の腸には合わないことに気づかされました。
納豆を食べると、まるで爆発するかのようにガスが溜まり、そしてそのガスは、ただのガスではなく、強烈な臭いを放つオナラとなって僕を苦しめました。
それはどうやらシーボ(SIBO)という腸の状態が原因のようです。
健康のために何かを始めるとき、まずは自分の体に合うものかどうか、、を確認することが大切だと改めて痛感しました。
血液をサラサラにしたくて、酢納豆を食べていた
僕は血液をサラサラにするために、毎日酢納豆を食べることを習慣にしていました。
納豆には納豆キナーゼという酵素が含まれており、これが血液をサラサラに保つ効果があると言われています。
また、酢も血流を良くする効果があるため、これ以上ない組み合わせだと信じていました。
しかし、現実はそう甘くはありませんでした。😢。
納豆を食べ始めた途端、ガスが溜まり始め、オナラが止まらなくなりました。
それだけでなく、そのオナラの臭いがとんでもなく強烈で、自分でも嫌になるほどでした。
血管のために良いことをしているつもりが、逆に腸内環境を悪化させているのではないかと感じ、非常に悲しくなりました。
僕は、納豆がダメで、、、お酢は大丈夫でした!
お酢は、めちゃくちゃ使ってます。酢酸パワー!
オナラが臭かった理由
なぜこんなにもオナラが臭かったのか。
自分でもその理由はわかっていました。
それは、僕がシーボ(SIBO)だからです。
シーボとはSmall Intestinal Bacterial Overgrowthの略で、日本語では「小腸内細菌異常増殖症」と呼ばれています。
本来は、大腸に生息している細菌が、小腸に過剰に増殖してしまうことで、ガスが異常に発生する状態です。
このガスが腸内で溜まり、それがオナラとして排出される際に、強烈な臭いを放つのです。
シーボは、消化不良やガスの増加、腹痛などを引き起こすことがあり、特に炭水化物や、発酵食品が腸内で発酵してガスを生じやすい傾向があります。
今回、納豆を食べてガスが溜まり、その結果としてオナラが臭くなったのは、まさにシーボが原因であったと考えられます。
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ガスが発生する食品を知っていた
実際、何を食べたらガスが発生するかは自分でもある程度わかっていました。
炭水化物、発酵食品、そして特に納豆のような発酵食品は、シーボの人には厳しい食品だと知っていました。
しかし、今回は血管の健康を優先して、酢納豆を選んだ結果、やはり腸に合わずに苦しむことになりました。
結局のところ、重要なのは「自分の腸に合うものを選ぶこと」だということです。
腸内環境は健康の基盤であり、それを無視してしまうと、どれだけ健康に良いとされる食品でも逆効果になることがあります。
今回の経験を通じて、まずは自分の腸に合う食品を見つけることの、重要性を再認識しました。
低FODMAP食事法のアプローチ
食事日記をつける
まず、日々の食事を記録することが大切です。
何を食べたか、どのような症状が現れたかを日記に記入することで、自分に合う食品と合わない食品を明確にすることができます。
低FODMAP食品を中心に、食事を組み立てる
低FODMAP食品リストから食材を選び、それをもとに食事を計画します。
たとえば、野菜はズッキーニやニンジン、果物はバナナやブルーベリーを積極的に摂取しましょう。
穀物は米やオートミール、タンパク質源はチキンや魚、豆腐(硬め)を選びます。
低FODMAP食品リスト
野菜
- ズッキーニ
- レタス
- ニンジン
- カボチャ
- トマト
果物
- バナナ
- ブルーベリー
- イチゴ
- メロン
- キウイ
穀物
- オートミール
- 米
- そば
- グルテンフリーパスタ
タンパク質
- チキン
- エッグホワイト
- 魚
- 豆腐(硬め)
ナッツ・シード
- アーモンド
- ピーナッツ
- カボチャの種
乳製品
- ラクトースフリーミルク
- ヨーグルト(ラクトースフリー)
- チェダーチーズ
調味料
- オリーブオイル
- マヨネーズ
- ハーブスパイス
このリストを基に、低FODMAP食の選択がしやすくなるかと思います。
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高FODMAP食品の摂取を、一時的に制限する
高FODMAP食品を、完全に排除する必要はありませんが、一時的に制限することで症状の改善を図ります。
例えば、タマネギやニンニク、リンゴ、小麦製品などを避けてみましょう。
高FODMAP食品リスト
野菜
- キャベツ
- ブロッコリー
- カリフラワー
- ニンニク
- タマネギ
- アスパラガス
- マッシュルーム
- スナップエンドウ
果物
- リンゴ
- 洋ナシ
- マンゴー
- サクランボ
- プルーン
- スイカ
- ピーチ
- アボカド
穀物
- 小麦製品(パン、パスタ、ケーキなど)
- ライ麦
- 大麦
豆類・豆製品
- レンズ豆
- ヒヨコ豆
- インゲン豆
- 豆類全般(特に缶詰)
乳製品
- 牛乳
- ソフトチーズ
- アイスクリーム
- ヨーグルト(通常の)
ナッツ・シード
- カシューナッツ
- ピスタチオ
甘味料・その他
- 高果糖コーンシロップ
- ハチミツ
- アガベシロップ
- フルクトース
このリストに含まれる食品は、特にシーボ(SIBO)の人や、腸に敏感な人にとって、ガスを引き起こしやすいとされています。
徐々に高FODMAP食品を再導入する
ある程度の期間、、低FODMAP食を続け、症状が改善したら、少量ずつ、、高FODMAP食品を再導入してみます。
一度に1つの食品を試し、再度、症状が現れるかどうかを確認します。
これにより、自分が特に避けるべき食品を特定できます。
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バランスを保つ
低FODMAP食に、偏りすぎないように注意が必要です。
バランスの取れた食事を心がけ、さまざまな栄養素を摂取することが大切です。
栄養の偏りを避けるために、可能であれば栄養士に相談するのも良いでしょう。
食事の選択方法
食事の計画
- 朝食: 低FODMAP食品のオートミールや、卵白を使ったオムレツ、バナナやキウイを添える。
- 昼食: グルテンフリーパスタや、米をベースにしたサラダ、チキンや豆腐をトッピングし、野菜はズッキーニやレタスを使う。
- 夕食: 魚のグリル、サイドにカボチャや、ニンジンを使い、デザートにブルーベリーやメロンを選ぶ。
- スナック: ピーナッツやアーモンド、ラクトースフリーヨーグルトなど。
量に注意する
低FODMAP食品でも、大量に摂取すると、ガスが発生する場合があります。
特に果物は、適量を守ることが大切です。
水分補給
低FODMAP食を実践する中で、十分な水分を摂取することも大切です。
水やラクトースフリーミルク、ハーブティーを選びましょう。
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まとめ【結論】
血管を健康に保つために、酢納豆を食べ続けた結果、納豆が僕の腸には合わず、オナラに苦しむことになりました。
この経験から学んだことは、自分の腸に合う食品を選ぶことの重要性です。
腸内環境が整わないと、どれだけ健康に良いとされる食品でも、逆効果になりかねません。
もし同じように、ガスやオナラに悩んでいる人がいれば、まずは自分の腸に合う食生活を見つけることをお勧めします。
そして、シーボの可能性がある場合は、専門医に相談して適切な治療を受けることが大切です。
腸内環境が整えば、健康な体を保つための一歩を踏み出すことができるでしょう。
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