「なにを食べるか」じゃなく「なにを食べないか」でカラダは変わる
「頑張ってるのに、なぜ変わらない?」
トレーニングも食事もちゃんとやっているのに、疲れが抜けない。肌が荒れる。体重も停滞する。
15年パーソナルトレーナーをしていて、個別性の食事の指導は、、最も根深いテーマでした。
実際、僕自身もそうだったんです。
どれだけ身体に良いものを食べて、ハードに筋トレしても、「なんか…重い」「キレがない」「腸の調子が悪い」そんな日が続いていました。
理由はシンプル。
▶「食べてはいけないもの」を、毎日のように摂っていたから。
身体に合わないものを食べていて、炎症を起こしていた。
だから僕は決めました。
筋肉より先に、まず“腸”と“細胞”を整えることから始めよう。
✅ 「なんとなく不調」の原因かも!? 大人のフードアレルギーを治す食べ方
🧪 遅延型アレルギーとは?じわじわ不調を起こす“気づけないアレルギー”

▶ アレルギーには2種類ある
- 即時型アレルギー(IgE):ピーナッツを食べて数分で蕁麻疹…のような症状
- 遅延型アレルギー(IgG):食べてから6〜72時間後に“じわじわ”反応が出る
後者は、慢性疲労・肌荒れ・胃腸トラブル・不眠・代謝低下などに直結します。
なのに厄介なのが、「自分じゃ気づけない」という点。
だからこそ、IgG検査(フードアレルギー検査)は、「なんとなく不調が続く人」にとって、最も手がかりを与えてくれる検査のひとつなんです。
✅ その「不調」、あなたの好きな食べ物が原因だった? 遅発型フードアレルギー
✅ 【遅延型アレルギー検査】日本人向け食品:IgG食物過敏フルパネル(219項目)
🧾 【僕の検査結果】身体に合っていなかった“健康食材”たち
実際に受けた、検査の結果がこちら
レベル | 主な食材 | コメント |
---|---|---|
高反応(完全除去) | 牛乳・カゼイン・卵白・卵黄・小麦・ビール酵母 | 長期の粘膜炎症に直結 |
中反応(制限推奨) | 大豆・ピーナッツ・オート麦・じゃがいも | 腸壁にダメージを与えやすい |
境界(様子見) | ブロッコリー・セロリ・マスタード | 消化反応を確認しながら調整 |
つまり、「健康そうに見える定番食材」が、僕には毒だった。
見えない炎症が、身体のパフォーマンスを奪っていた。


米類、小麦類、、全滅で食べれないものでした。
なので、サツマイモや、カボチャから糖質のエネルギーを摂っています。
🦠 SIBOとは?“善玉菌の暴走”が腸を壊す paradox
SIBO(Small Intestinal Bacterial Overgrowth)は、小腸内の細菌が異常に増えすぎている状態。
小腸は、、「栄養を吸収する場所」。
ここで発酵が起きると、ガスが溜まり、栄養吸収が阻害され、炎症が慢性化します。
典型的な症状 | 特徴 |
---|---|
食後すぐのお腹の張り | 発酵によるガス膨満 |
慢性疲労・肌荒れ | 栄養吸収障害+炎症 |
便秘と下痢の交互 | 小腸の蠕動運動低下 |
ブレインフォグ | 炎症性サイトカインによる脳機能低下 |
【補足】SIBOは近年、リーキーガット症候群や自閉スペクトラム、うつ症状との関連も研究されています。
✅ 小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」(小腸内細菌増殖症)から身を守れ!
🍎 FODMAPとは?腸内で“発酵”を起こす糖質群
FODMAPとは、発酵性の糖質のことで、以下の種類が含まれます。
項目 | 糖質 | 食品例 |
---|---|---|
Oligosaccharides | フルクタン | 小麦、玉ねぎ、ニンニク |
Disaccharides | 乳糖 | 牛乳、ヨーグルト |
Monosaccharides | 果糖(過剰) | りんご、蜂蜜 |
Polyols | ソルビトール | アボカド、キシリトール |
SIBO持ちの人は、これらを摂取すると、腸内で爆発的なガスが発生 → 粘膜損傷 → 不調悪化という流れに。
✅ 新しい腸の教科書 健康なカラダは、すべて腸から始まる
🚫 僕が避ける食材リスト
【遅延アレルギー検査 × 高FODMAP】の両視点から導いた“完全NG食材”
カテゴリ | 食材例 |
---|---|
乳製品 | 牛乳・ヨーグルト・チーズ・カゼイン |
穀類 | 小麦・オート麦・大麦・もち麦 |
卵類 | 卵白・卵黄 |
豆類 | 大豆・ピーナッツ・インゲン豆・エンドウ豆 |
野菜類 | 玉ねぎ・にんにく・アスパラガス・セロリ |
その他 | 果物の一部・アーモンド・じゃがいも |



卵かけご飯大好きで毎日食べていたのに、、結果が出てから卵も米も食べなくなりました。
🍽 これから実践する食事の方向性
炎症を止め、腸を回復させるための食事設計方針
ルール | 内容 |
---|---|
✅ 遅延アレルゲン&高FODMAPを排除 | 腸の炎症とアレルギー反応を止める |
✅ 動物性タンパク質を主軸に | 鮭・鶏・ラム・牛肉など |
✅ 安全野菜を使ったシンプル調理 | ズッキーニ・トマト・レタスなど |
✅ 発酵・果物を一時控える | SIBO沈静化のための処置 |
✅ 16時間断食でオートファジー活性 | 腸を休ませ、成長ホルモンUP |



個人的に思うのは、、やはりガスの発生。
臭いに関係なくガスの発生があるか?ないか?がキーポイント。
✅ なぜトレーナーの僕がこれをやるのか?
筋肉を増やす。代謝を上げる。体脂肪を減らす。
それを支えるのは「何を食べるか」ではなく、「何を食べないか」。
15年の現場経験を通じて、確信しています。
食べ物は薬にも毒にもなる。
そして、腸が整ったとき、トレーニング効果は何倍にも跳ね上がる。
これは僕の“自己実験”であると同時に、これからカラダを変えたいすべての人への道しるべでもあります。



キッカケは、、血を調べてもらったら、リーキーガット症候群と教えてもらったところから。
✅ 腸もれ リーキーガット解消法
✅ 絶対に漏らしてはいけない 新しい腸活とたんぱく質の正しい摂り方
✍️ まとめ「腸から鍛える肉体改造」は、確実に人生を変える
2025年8月。
僕の肉体改造は、トレーニングからではなく、“腸の再起動”から始まります。
- 遅延アレルギーで身体に合わない食材を排除
- SIBOを鎮めるための食生活へ移行
- オートファジーで細胞を再構築
これらを積み重ねて、筋肉・代謝・睡眠・メンタルすべてを再設計していきます。