ゴルフをやっていないが勉強はしている
「まず最初に言わせてください。僕、ゴルフ…やってません!」
パーソナルトレーナーとしては胸を張って言いづらいところなんですが、正直にいきたいタイプなんですよね。
とはいえ、ゴルフをしているクライアントさんは山ほどいます。
スコア更新のために汗をかくビジネスマン、飛距離アップに燃えるアマチュアゴルファー。そんな人たちの身体作りを15年ほどサポートしていく中で気付いたことがあります。
どうやらゴルフは“スイングそのもの”より、その前提となる身体のクセと筋力が勝負を左右している。
経験値で語れることは少ないかもしれません。
でも、鍛えた体がスイングを変える瞬間なら、僕は何度も見てきました。
中殿筋と肩関節インナーマッスル
「飛距離欲しいなら、お尻使え。」これ、僕の持論です。
まず鍛えたいのは中殿筋。
腰と骨盤を安定させる、いわば“スイング中のブレを抑える要”みたいな存在。
おすすめのトレーニングはこれ👇
● 肘をついて膝を曲げたサイドブリッジ(お尻意識!)
→ 片側がグラつかないだけで、スイング中の軸が驚くほど変わる。
● サイドランジ/ブルガリアンスクワット
→ 「うわキツッ!」って顔しながらみんな頑張る。
そして帰る頃には「今日めちゃくちゃ効いた…次もやります!」と笑う、あの定番パターン。
やっぱりお尻が育つと地面を踏み込む力が変わり、回旋の安定性もアップ。
ゴルフ組のクライアントさんからは「腰の疲れが減った」「ドライバーの軌道が安定した」と嬉しい声多めです。

次にお尻とは全然違うゾーン
肩関節インナーマッスル。
ゴルフのスイングでは、右腕と右肩のひねりが大事とのこと。(クライアントさん談)
これをサポートするのがチューブでの内旋・外旋トレ。
✔ チューブを柱やドアノブに固定
✔ 肘を脇にセット(脇締め大事)
✔ 内側&外側へゆっくり回す
シンプルだけど、肩関節の安定性が変わりやすい。
「テイクバックからフォローまでの捻りがスムーズになる」とよく言われます。
地味だけどスイングの縁の下の力持ち。それがインナーマッスル。
ハイクリーンと回旋ストレッチ
ここからは瞬発 × 柔軟のハイブリッド編。
まずはアスリート種目の ハイクリーン。
バーベルを床 → 一気に首元へ引き上げてキャッチ。
爆発的な瞬発力を鍛えるトレーニングで、スイングにも共通点あり。
ただし…
玄関でハイクリーンはダメ。
近所迷惑です。天井に当たりますし。(経験談ではなく想像)
ジムでやりましょう。動作難度は高めなので、トレーナーの指導が安心。
クライアントさん曰く、
「伸びるように力を発揮する感覚がゴルフと似てる」
とのことで、爆発的な動き出しにいい感じ。
そして最後は柔軟系。
上半身の回旋ストレッチ(バードドッグ変形)
- 四つ這いで片手は後頭部へ
- 胸を開きながら上体を回旋
- 反対側も
胸郭が動く → 肩が回る → スイングが広がる
まさにゴルファーが喜ぶ回旋可動域UPストレッチ。

まとめ
ゴルフは「上達=フォーム練習」と思われがちですが、実際はその前に動ける身体作りが欠かせません。
今回のキーワードは3つ。
- 中殿筋で土台を作る(サイドブリッジ&ランジ系)
- 肩インナーで捻りを滑らかに(チューブ内旋外旋)
- ハイクリーン&回旋ストレッチで爆発と柔軟をセット強化
僕自身ゴルフは未経験ですが、
クライアントさんの変化を見てきたからこそ言えます。
筋トレで体が変われば、スイングは勝手に変わり始める。
そしてその変化はスコアにも、飛距離にも、なによりプレーの楽しさに直結します。
ゴルフがもっと気持ちよくなるように、今日から少しだけ身体づくり、始めてみませんか?
クラブより先にダンベルを握る日があっても…たまにはいいかもしれませんよ。

